英語に出会ったきっかけ:
中学の頃、兄のSANSUIのステレオから流れてくる洋楽に惹かれました。
当時は、ロッドスチュアート、トト、ブルース・スプリングスティーン、ジャーニー等のアーティストが全盛。高校に入っても洋楽を聴き続け、FM雑誌を定期購読、レンタルレコード屋に入り浸り、店長さんの影響を受けソウルミュージックとユーロビートのファンになりました。大学に入り、バンドをやっている友人と出会い、ハードロックを嗜み、ジューダスプリーストのコンサートへ行ったりしました。その勢いで入部したESSでは、スピーチコンテストに出たり、舞台を踏んだりしました。3回生の夏、ゼミ教授のアドバイスでカリフォルニア州のバークレーでホームステイしました。それがすべての始まりでした。
大学卒業後、英会話学校講師、外資系家電メーカ販売、不動産販売会社を経て、MBA取得のため渡米。95年に学位取得後、就労ビザで米国内日系企業に就職。97年に米国企業へ転職。5年間日本支社で勤務した後、再度帰米、現在に至る。勤め先が米国企業であり、職務遂行のため、英語は必須になっています。上司もアメリカ人なので、メール、電話など殆ど英語を使っています。
英語取得に役に立ったと思うこと:
学生の頃に趣味で聴いていた音楽や、ESSで習得した基本的スピーチスキルなどは役に立っています。社会人になった後も、夜中に放映しているアメリカドラマの副音声を録音し、通勤時間に聞いたりしていました。最初は音声だけなので何を言っているのかさっぱり分からないのですが、繰り返し聞いて、辞書で音と文字を合わせているうち、気がついたら聴けるようになっていました。
映像がなかったことが理解しようとする欲望を煽ったのだと思います。大学時代は時間があると、図書館へふらっと行って、米国大統領のスピーチのビデオテープなども閲覧していました。
聴くことから英語に馴染んでいった:
中・高の英語の成績は中の上。大学で入部したESSや、3回生で行ったホームステイで生きた英語に出会い、目覚めたんだと思います。それに加えて、中学、高校時代に聴いていた洋楽がイディオムや口語に慣れさせ、社会人になってハマッた二ヶ国語ドラマもやはり聴くことが中心だったので、自然と「英語耳」ができたのではないでしょうか。
現在はビジネスシーンで必須の交渉、説得、プロジェクトマネージメントの表現を磨くべく、ラジオ、ケーブルチャンネルの討論番組等から使える表現を盗んでいます。また、こちらでもビジネスプロフェッショナル向けのスピーチ本やCDが多数あり、それらも活用しています。