日本はマクロビオティックの発祥ともあり、
すでに一度はビーガン(Vegan)という言葉を聞いたことがある方が多いと思いますが、
アメリカは多民族多宗教で成り立つ社会構成を背景に、
ビーガン、ベジタリアンをはじめとした様々な食生活をモットーにしたレストランをいたるところで見かけます。
では、まずビーガンについてですが、
日本語では絶対菜食主義といわれる通り、肉類はもちろんのこと、
魚介類や乳製品も一切摂取しない完全な菜食主義を意味します。
本来なら肉類から摂取できるたんぱく質などは豆類で補うといった、
工夫を凝らした食事が余儀なくされるように見受けられます。
さて、本題ですが、
今回ビーガンを取り上げるきっかけになったのも、
友人に連れて行ってもらったビーガンレストランのオーナーとの何気ないお話によるものです。
サラリーマン生活から一転し、ビジネスオーナーとなられた生き様に、
そしてその舞台となるアメリカの真髄ともいえる企業家精神に動かされるものがあったからです。
彼の食や人々の健康、そして地球や環境保護といったもっと大規模なレベルでの情熱が、
ビーガンレストラン経営につながったとのことでした。
夢を形にできるのも、アメリカならではだなあと、長年住んでいながら惚れ直した瞬間でした。
個々のアイデアや夢を受け入れる人々と社会の寛大さはこの国ならではだと思います。
スモールビジネスを応援したくなるのも、それはオーナーのモットーが大いに反映されているから。
ご自身の転身ぶりを聞き、競争の激しい飲食業とはいえ、
更なる繁栄と生き残りにがんばって!
といいたくなる元気の出る夕食での談話でした。
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