2014年も残すところ一週間を切りました。
アメリカの年末の大イベントといえば、クリスマス。
この時期は、例年どこもショッピングの人でごった返しています。
クリスマス前はプレゼント購入ですが、クリスマス後は来年のクリスマスに備え、
セールになっているクリスマスラッピングやカードなど
毎年使えてしまう品を買いあさる人達でまたもや混雑。
25日のクリスマスが終わっても、クリスマスディナーといって集まるご家庭もちらほらです。
この時期の街やフリーウェイはというと、
渋滞で有名なロサンゼルスにすると信じられないくらいがらーんとした光景です。
それもそのはず、皆さんバカンスで街から出ている人が多いんですね。
私の友人などは、近場でハイキングをしに小旅行だったり、
ちょっと温かい南米に出かけています。
カリフォルニアの立地は、海も山もあるだけでなく、
メキシコやカリブなんかの外国にもそこそこ手軽にいけてとっても便利です。
カリフォルニアの人はメキシコへのバカンスが本当に好きで、
なかでもバハ・カリフォルニアはとても人気です。
このクリスマス時期、ショッピングモール以外でにぎわっている場所としたら、
教会が挙げられます。
私も友人に連れられ、クリスマスイブの礼拝参列で大忙し。
中でも印象的だったのが、黒人メンバー主体のゴスペル教会で行われたキャンドルサービスです。
その迫力と感動といったらもう言葉では表現できないほどでした。
魂が震わされるというのは、こういうことなのかと思いました。
牧師さんはじめ聖歌隊員もほぼみんな黒人ですので、
それ以外の人種といえば、私たちくらいでしょうか。
お邪魔したビクトリー・バイブルチャーチは、
グラミー賞でおなじみのジャズ演奏者もメンバーだったというほどの
ちょっと特別な教会なようで、この日のシンガーも、
お茶の間で話題の歌手に引けを取らない歌唱力の方々ばかりでした。
この教会のすばらしいところは、牧師さんが聖歌隊の指揮まで執ってしまうところ。
聖歌隊とキャンドルサービス参列者の一体感をひしひしと感じれる、そんな素敵な空間でした。
ちなみに、アメリカの5大キリスト宗派は次の通りです。
(2011年全米キリスト教会協議会発行資料参照)
- カソリック
- サザン・バプティスト・コンベンションといわれるプロテスタントの一派
- メソディストという現代一般に知られるプロテスタント
- モルモン
- ペンテコスタルという黒人を代表とする宗派