日本において、アメリカの国立公園として最も有名なのはグランドキャニオンでしょうか。
皆さんの中にも、足を運ばれた方はいらっしゃるかと思います。
あの壮大な自然とどこまでも続く渓谷、そして全くさえぎるもののない広い空は、
日本ではなかなか味わえない自由な空間と貫禄がありますよね。
スケールの大きさは、さすがアメリカです。
サイズが大きいものは、食事や車だけではなさそうです。
正直、アメリカで生まれ育った人には、
まずは自国を旅することを絶対にお勧めしたいほど、
アメリカには観る甲斐のあるすばらしいものや光景がふんだんにあるように思います。
私も今回アメリカ国立公園の数々を訪ねてみて、改めてアメリカの自然に深く感動しました。
中でもコロラド高原に広がる国立公園は、
その独特の景観をつくる地形で、
神秘的でダイナミックで世界各国からの観光客を魅了しています。
歩いていると聞こえてくる言語が、英語でないことのほうが多かったり、なんてことも。
これらを訪れる多くの人は、
長期間に渡ってキャンピングカーでアメリカ横断だったり、
または国立公園内でキャンプを楽しみます。
コロラド高原は、
コロラド州、ユタ州、ニューメキシコ州、アリゾナ州の4州にまたがり、
総面積140、000スクウェアマイル(362、598平方キロ)、
といってもぴんときませんね。。。
とにかく気候や温度も地域や標高によってぐんと変わるんです。
この旅行中、ウールのセーターを重ね着しないと凍えてしまいそうな日もあれば、
短パンで大丈夫な日もあり、
キャンプで絶対欠かせないのは、火(コンロ)ですが、
それで作る食事は、環境との相乗効果もあってか、
たいしたものでないのになんかおいしく感じてしまいます。
アメリカで恒例のキャンピングで常備する食べ物は、
シリアル、ナッツ類、パンケーキミックス、ホットドッグや
ハンバーガー、パスタ、マシュマロ、チョコレート、グラハムクラッカーで作る
S’more(スモア)といったところでしょうか。
ちなみに私はインスタントラーメンや缶詰の豆(もちろん味がついてます)なんかを食べていました。
食べるものがあるだけで感謝の毎日でした。
次号は、アメリカ国立公園をいくつかご紹介したいと思います。