“The Edison” 発電所がバーに変身? 

2015/03/01

今回は、ロサンゼルスダウンタウンにある

ちょっと変わったバーをご紹介したいと思います。

その名も“The Edison”。

 

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1910年にトーマス・ヒギンスという銅の発掘で成功を収めた

アイルランド人によって建てられたこの建造物の地下室の部分は、

ロサンゼルスにおける民間では初の発電所として知られています。

 

そこを改造し、発電所の形跡を残しつつも、

現代的でかつ産業革命の時代を彷彿させるかのようなレトロな雰囲気の

ナイトクラブへと変身させ、2007年にオープンしました。

 

発電所の機械設備は、インテリアデコレーションの一つとして、

絶妙な具合にそのダイニングシーンとバーカウンターに佇んでいます。

 

ふと立ち疲れてもたれ掛かったカウンターが、

実はその機械の一部だったり。。。なんてことも。

 

 

アフターファイブでふらっと立ち寄るのもよし、デートスポットとして使うもよし。

 

ただ、夜10時以降はかなり込み合いますので、それまでに店に入ることをお勧めします。

食事もできますが、その場合は予約をお忘れないよう。

 

営業日は水曜日から土曜日で、

毎晩ライブの音楽からダンスショーまで、イベントが予定されています。

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一見の価値ありですので、ロサンゼルスへ起こしの際は少し足を伸ばし

ハリウッドのエンターテイメントとは一味違う経験を味わってみるのもいいかと思います。

 

現在、ロサンゼルスダウンタウンは、

至る所で住宅開発や旧い建物の改装作業が実施されており、

めまぐるしい変化を遂げています。

 

90年代の殺風景なダウンタウンは遠い昔、

今では街中を犬を連れて散歩している若者の姿もちらほら。

当時は想像もつかなかった光景です。

がらっと環境が変わった気がします。

 

現在のダウンタウンの素敵なところは、

旧き良き建築物と現代技術の融合があるところだと思います。

 

 

建築を見て歩くのが好きな私がお勧めなのは、

ダウンタウンで実施されているDowntown LA Art Walk。

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すべて徒歩の距離にあるギャラリーの数々を見て回れるイベントで、

毎月第二木曜日に実施されています。

 

旧い佇まいでも、いったん建物の中に入ってみると、

ここでも広い空間に地元芸術家の自由な発想とエネルギッシュさを感じることができます。

 

これからも、The Edisonのような空間演出が抜群のレストランやバーが

どんどんと街にお目見えするのが楽しみです。

 

ロサンゼルスの新たな魅力を是非見て、触れて、感じて、楽しんでみてください。

 

The Edison: 108 W 2nd St #101, Los Angeles, CA 90012
Downtown LA Art Warkウェブサイトはこちらから
http://www.downtownartwalk.org/