アメリカの映画館の進化がすごい!

2016/03/15

先日、ハリウッドご当地でのオスカー授賞式がありましたが、
みなさん、オスカー受賞作品映画をご覧になりましたか?

私もレッドカーペットの雰囲気を味わった!といいたいところですが、
テレビ生中継による授賞式拝見となりました。

Landmark

 

 

 

 

 

 

 

 

カリフォルニアに住むと当然のように風景の一部になっているのが、

ビルボード、テレビ映画の宣伝看板です。

先日、ロサンゼルス近郊を車で走っていて、なにげに目に入ってきた
映画の宣伝こそが、オスカー候補作の“The Big Short”。
物語もさることながら、ブラット・ピッド、クリスチャン・ベイルなどの
有名俳優がずらっと勢ぞろいでエキサイトしてしまったのですが、
この度やっと見に行くことができました。

この映画はサブプライム危機に起こった実話に基づいて作られた
とても見ごたえのある作品でした。
主人公のマイケル・ビュリーは、神経科医としての肩書を持ちながら、
趣味で投資をしていたのがきっかけで、ヘッジファンド経営者となった
異色のキャリアの持ち主。
アメリカの資本主義社会には、このような多彩な才能を発揮して
ビジネスチャンスをつかむ人も少なくありません。

話は逸れましたが、つねにいろいろなアイデアが具現化される
このアメリカにおいて、最近の映画館の進化ぶりにもまたもや感激。

アメリカには各種類の映画館と様々な扱いがあり、たとえば、
インディペンデント映画のみを上映する映画館、
または少し古め(といっても同年に出てきた映画ですが)の映画を
少々お安めに上映する映画館、そしてまさに今ホットなハリウッド映画を
上映する映画館などがあります。

扱いとしては、人客を集めにくい平日の日中に割引をして上映する
Matineeといいものもありますが、
その場合は新作でも少々お安めに観賞することができます。

私が感激した映画業界での進展とは、お邪魔した映画館で
なんとアルコールの持ち込みが可能なだけでなく、
ラブシート(一般的に自宅でよく見かけるソファーのことです)に座っての
映画鑑賞だったことです。

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気分は、大きなスクリーンでゆったりとくつろいで、

ワイングラスを片手に映画鑑賞といった感じです。

ソファーなので、収容人数も制限されてしまうという弱点はありますが、
それだけ映画鑑賞の質に重視した
“スクリーニング・ラウンジ”というコンセプトを
かたちにしたスペシャルな空間でした。