アメリカ独立記念日の過ごし方

2015/07/13

7月4日は、アメリカの数少ない祝日の一つ、独立記念日です。

 

この日のアメリカ流の過ごし方はというと、

日中はパレード、夜は花火、

その間はバーベキューやピクニックといったところでしょうか。

 

私の近所にある南カリフォルニアのビーチは、これまでにない人だかりですごかったようです。

 

私流の独立記念日はというと、パレードが始まる前に、市が開催するランニングレースに出ます。

レースといっても、実に気楽なもので、参加者を見回してみると、犬と一緒に走ったり、

赤ちゃんをベビーカーに乗せてがんばって走るお父さん、お母さんの姿もちらほら。

 

住宅街近辺を走るので、歩道では住人からの応援をもらい、

結構がんばって走れてしまうものです。

 

早朝しかもベビーカーを押して参加のお父さんは、

つい歩道の観客に向かって、“コーヒーを一杯下さい!”

なんて冗談をいいながら走っていました。

 

私は、まじめにいつも完走しますが、だからといって全く気負いするわけでなく

雰囲気を楽しみながら、毎年走っています。

 

独立記念日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月4日の独立記念日は、

名前からも分かるとおりアメリカ合衆国誕生の日とされています。

 

時はさかのぼり、1776年に13の植民地代表者がイギリスからの独立を表明し、

正式に採択された日になります。

 

その文書は歴代アメリカ大統領であるトーマス・ジェファソンによって起草されました。

以来、7月4日は花火、パレード、コンサートなどで、

アメリカの独立を盛大にお祝いする日となっています。

 

 

今日では、まず車や自宅玄関前に国旗を掲げ、

国民の多くはアメリカ国旗の色でもある赤・青・白系の服を身に纏い

お祝いがスタートします。

独立記念日2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アクセサリーももちろん同三色でマッチング。

 

準備ができたら、地元のパレードに繰り出します。

 

元軍人の方や地元スポンサー企業によるパレードの所要時間は

市によって千差万別ですが、大体1時間半前後です。

独立記念日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その間、友人家族と一緒に楽しいひと時を過ごし、夜の花火を待ちます。

 

アメリカ人の愛国心の表現法が、いかに日本のものとは大きく異なり

率直で快活なものかと考えながらも、

私自身、違和感を感じなくなってきていることに気付かされました。

 

私もこの日ばかりはお祭り気分に酔いしれて、

念願の花火を前に、“夏“を楽しみました。