池田和弘先生って誰?
- 海外移住なし
- 大学で初心者に教えている
- 英単語の画期的な記憶法を20年前から発表している
リッスントークの開発者である池田和弘先生は、30年以上にもわたって、英語教育の最前線で現場と研究・開発の仕事をしてきました。日本広しと言えども、現場・研究・開発の3つを結合できる数少ない存在です。
教育の現場では、専門学校や予備校で教鞭をとり、偏差値40台から60台・70台へと多くの生徒を導いてきました。
執筆活動ではベストセラー・ロングセラーを記録した著書が数々あり、累計86万人以上の方に読まれています。他にも、小学生向けの英語教材を開発したり、elifet International Academy にて、中学3年間で無理なく英検2級に合格できるプログラムを開発したりと、さまざまな成果を生み出してきました。
また、2011年には画期的な論文(※)で関西英語教育学会から高い評価を受け、現在は大阪観光大学国際交流学部准教授として、英語プログラム統括責任者として活躍しています。
(※)Visual Analyses of Modalities with The Temporal-Epistemic Coordinate System
構想20年を経て開発した、スピーキングに特化した英会話教材「スピークアウト(Speak Out)」(後にスピークナチュラルと呼称変更)においても、一般の学習者だけでなく、プロの英会話教師などからも幅広い支持を得ています。
そして、これらの実績を残してきた池田和弘先生の研究のベースには、一貫した理念があります。
「学習者に優しい」という事
「学習者に優しい」とは、徹底的に学習者の視点に立ち、だれにでも「最小の努力で最大の効果」を生み出せる教材や教授技術を追求するという考え方です。
- ●どうすれば英会話ができるようになるのか。
- ●どうすれば文法の悩みは消えるのか。
- ●どうすれば文法・語法問題は「解かなくても」解けるのか。
- ●どうすれば語彙は爆発的に増せるのか。
私たちを悩ませる数々の問題を、だれにでもできる最もシンプルな方法で解決する
――― それが池田和弘先生の熱い想いです。
その実現のため、池田先生は教育言語学や応用言語学、さらには人間の脳の情報処理(PDP)、脳内の電子モデルにわたるまで、あらゆる観点から研究を進めてきました。理系的な発想で英語学習を斬る―――これが先生のとてもユニークなところです。
池田和弘先生の名前がはじめて世に知られ、多くの支持を得てきた教材、
それが「超高速暗記法 スーパーリピート方式」です。
「超高速暗記法 スーパーリピート方式」
日本語で文脈をしっかりつかみ、その流れに載せて単語を記憶する方法です。
この方法は、英文を使う方法よりも数倍効果的で、脳に浸透しやすく、忘れにくく、心理学や国語学の専門家からも絶賛されています。
何より、日本語を活用するため、「だれにでもできる」という特長があり、実際に英語だけは苦手という人たちが1週間に150語ぐらいを普通に覚えますし、少し意識の高い人なら250語/週、つまり1か月に1000語を覚えてしまいます。
その爆発的な効果のため、この単語集については何年もIT化の声が多く、その要望に応えるため、2014 年にiPhone やiPad のアプリが開発されました。
それが、「40万人の人生を変えた英単語トレーニング」です。
このアプリは、書籍の何倍も学習効果がアップしており、かつ内容も最新情報にアップデートされています。
合理的に考え抜かれた教材を使って勉強すると、やればやるほど「努力」が確実に「成果」に出ます。
そして、成果が出るから、もっと学びたくなります。この好循環が生まれると、学ぶことがとても楽しくなります。
英語が話せるようになると、それまでとはまったく異なる世界が一気に広がります。
気づけば目の前に、世界とつながる「扉」が開いているのです。
福原顕志 TVプロデューサー/ディレクター
私は現在、ロサンゼルスを拠点に、テレビ番組のプロデューサー/ディレクターをしています。 自らの企画や日本のテレビ局からの依頼に基づいて、アメリカで日々取材をし、日本の視聴者に向けて映像と情報を発信するのが仕事です。 主にドキュメンタリーや情報番組、スポーツ中継を制作しているので、日常的に英語でニュースを見聞きし、新聞や雑誌を読み、ネットで情報を集め、取材相手と交渉し、英語でインタビューを行う、というのが仕事の内容になります。 英語は私にとって、今や必要不可欠なものです。 でも、私も英語で苦労したひとりです。 どうやって今に至ったのか、遡ってお話します。
大学2年生の春、私はアメリカ、ワシントン州の田舎町にある州立大学に留学しました。 バイトで貯金したお金での自己負担の留学なので、一年分しか費用が出ず、限られた期間で精一杯英語に触れようと思いました。 憧れのアメリカ。 でも渡ってみれば、相手の話している英語がさっぱり聞き取れません。 マクドナルドでさえ、メニューの写真を指差して注文するのがやっとでした。 読み書き主体の受験英語は何の役にも立たず、私の自信はズタズタに引き裂かれました。
聞き取れない、言い直しても通じない、アメリカ人と対峙するのが怖くなる・・・そんな悪循環が続いていた頃、あることに気付き始めます。きっかけは、他の国からの留学生が与えてくれました。 当時私はアメリカ人と話すとき、完璧な発音をしないと通じないのではないか、と萎縮し緊張していました。 それが、アジアや中東からのクラスメートたちと話すときは、比較的リラックスして話せるのです。 それは、お互い外国語である英語という手段を通じて理解し合おう、という気持ちがベースにあるからだと思いました。 少々発音が悪くても、相手は聞き取ろうと努力してくれるし、こちらも一生懸命伝えようと努力します。 それに気付いてから、私の英語への考え方は一変します。学生時代、英語は学ぶ科目の一つ、すなわち学問でした。 なので、よく勉強できれば優秀だし、できなければ無能、と考えがちでした。 その意識から、アメリカ人と対峙して、彼らの半分も英語を話せないとき、自分は彼らよりも劣っているように、思ってしまいます。 しかし、英語はコミュニケーションの道具に過ぎない、と気付いてからは、むしろ「他の言語を話せないアメリカ人のために、私達があなたの言葉を使ってコミュニケーションをしている」というくらい大きな気持ちで構えるようになりました。 それ以来、アメリカ人に向き合っても、臆することなく、堂々としていられるようになりました。 それから、私の会話力は徐々に伸びて行ったと思います。
留学中にもう一つの出合いがありました。それは映画です。 英語の聞き取りの練習のためにも、毎週のように映画館に通いました。 でも、最初は内容の半分も分からず、フラストレーションは溜まる一方でした。 面白いのはアクションシーンだけで、会話主体のシーンになるとついていけなくなり、終わった後は疑問ばかりが残りました。 コメディーでは、周りのアメリカ人が笑う中、ひとり笑うタイミングを逃し悔しい思いもしました。 それでも通い続け、留学が終わるまでには、おそらく7割くらいは映画の内容は理解できるようになっていたと思います。 これは諦めずに何度も繰り返し映画を見続けた結果だと思っています。
そうして、一年間のアメリカ留学を終えた私は、大学を卒業しNHKに就職しました。 日本で4年間ディレクターを勤めた後、転勤をきっかけに辞職し、単身アメリカに渡り、現在、自らプロダクションを起業しTVプロデューサー/ディレクターの職に就いています。 アメリカでこの仕事を再開して19年になりますが、今も勉強の毎日です。
アメリカだけでなく、ヨーロッパやオーストラリア、アフリカなどへも遠征します。そして、国が違うと実に様々な人間模様や考え方があると、気付かされます。そんな時、留学時代に他国の留学生と初めて心を通わせて話せた、あの感動が蘇ります。英語を介することで、世界中の色んな人と出会い、実に色んな人生に触れる事ができました。 私の人生は、英語によってとても大きな世界に開けた、と感謝しています。
英会話の基礎がしっかりとでき、進歩が実感できれば、たくさんの人を勇気づけることができる、もっともっと人生の可能性が広がる、そして、それはいずれこの日本という国の活性化にもつながっていくはずだ。
その想いを胸に、池田和弘先生は30年以上にもわたる経験と知識を統合し、「だれもが英会話への大切な一歩を確実に踏める教材」を研究・開発しました。
「学習者に優しい」(learner-friendly)をベースに、
英会話ができない理由を徹底的に分析し、解決した英会話教材…それが、
です。
リスニングとスピーキングの違いとは?
リスニングは、相手次第です。
つまり、何をどのように言うかを私達がコントロールすることはできません。そのため、速い英文、つまり「ネイティブの英文」を聴き取れる必要があります。いくつか表現を覚えたのに、そもそも相手の言っていることが分からない・・・
この点に苦労したことはありませんか?ネイティブスピーカーは相手が外国人でも手加減せずに普通の速度で話してくるからです。
一方で、
スピーキングは私たちがコントロールできます。
ですから、短い英文をしっかりと覚えて使うようにする方がはるかに速く話せるようになります。
今までに、ネイティブ同士の長い会話文をスピーキングの表現として覚えたりしていませんか?
聞く練習と違い、話す練習では短い英文でないとダメなのです。
それは、長い文は、そもそも覚えるのが大変ですし、たとえ覚えることができても自在に使えるようにはならないからです。
つまり…
リスニングとスピーキングは区別して練習するのが「絶対の基本」なのです。
これまでの英会話教材では、このふたつをはっきりと分けていませんでした。
「生の英語」などといって長い英文がつぎつぎと話されるパターンか、もしくは、短い英文を集めたような表現集のような
教材がほとんどだったのです。
でも、聞く方はリスニングの教材、話す方は表現集を使えばいいのでは?という疑問があるかもしれません。しかし…それはとても効率の悪い方法です。
なぜなら、「勉強する英文の間に密接なつながりがない」からです。これだと学習効果がとても低くなってしまいます。
コンピュータと違って、人間の脳は情報を関連づけネットワークで覚えるのが得意だからです。
リスニングとスピーキングの教材がまったく異なると、この記憶力を活かすことができません。
この点を解消するために、
それがリッスントークなのです。リッスントークが、
と呼ばれるのはこのためです。ちなみに…リッスントークで学習すると、
誰もがあこがれる「ナチュラルな英語」。
しかし、ナチュラルな英語だけを何度繰り返して聞いても、聞こえる様にはなりません。特に初心者には無謀ともいえるほど高いハードルです。この問題は、単に速度を落とすだけでは解決できません。リッスントークでは、しっかりとしたポーズを入れた特殊なスロー音声で英語を収録し、従来に比べて圧倒的に聞き取りやすく、つかみやすく工夫されてます。
ナチュラルの音声 → 日本人にはつかみ辛い。
言葉の学習は、まず「音をしっかりとつかむ」が必須です。
初めからナチュラルスピードでは、初心者ははっきりと音を聴き取ることができず、結局身に付きません。また、最近流行っている倍速音源なども、元になっている英語がつかめないのであれば意味がありません。
「超スロー音声」 → 初心者にもしっかりとつかむことができる。
リッスントークでは、しっかりとしたポーズの入った特殊なスロー音声を使うことにより、 誰もが、「つかみやすく、頭に残りやすい学習」ができるようになっています。
単に遅くしただけの音声 → 音をつかめるように工夫されていない。
英文は頭から理解することが大切です。
このための方法として、「意味の塊」ごとに英文を切って訳す「チャンク訳」という方法がありますが、これは区切り方が大ざっぱ過ぎるため、本当の意味で英語を頭から理解することはできません。
リッスントークでは、不自然にならないギリギリのところまで、細かく英文を区切って訳をつける「区切り訳」を用意し、
英語の語順で理解できる能力が身に付くように工夫されています。
※決まり文句的なものはなるべく区切らず、そのまま学べるようにも配慮しています。
母語(日本語)をしっかりと活用!(合理的に)
「英語を英語で理解する」という考え方がありますが、これはとても手間のかかる大変なことで、実際には海外に何年も住まないとまず
無理です。
ところが、母語(日本語)を活用すると、はるかに速く確実に会話力を養うことができます。
英語と日本語の順序が合理的!
英会話では文法はほとんど必要ありませんが、もっとも基本となる点をいくつか理解しておくと、より深く正確に英語を理解することが できるようになります。 リッスントークには、日本人の盲点や苦手とする点について、分かりやすいシンプルな文法解説が付けられています。
リッスントークでは、日本人が苦手な点にフォーカスしたシンプルな解説と練習が付いています。 さらに、英語的な口の筋肉を鍛えるため重要な発音をすべて練習できる「クイック発音トレーニング」が付いており、毎回の学習の前に行うことで、短期間でネイティブ並みの発音を身に付けることができます。
そのため、リッスントークでは教材全体をストーリー仕立てにし、チャットのやり取りなども加えて、記憶に深く残るように工夫されています。
実際、開発の道のりは決して楽なものではありませんでした。しかし、私の心にはいつもひとつの理念がありました。それが「学習者にやさしい」(learner-friendly)です。このコンセプトの目的はただひとつ、「人のもつ潜在的な能力を最大限に引き出し、それを幸せにつなげる」です。
リッスントークは、そんな想いをもって、私が30年以上もかけて組み立てた英会話教材です。
この教材を使えば、だれでも「はじめの一歩を確実に踏むことができる」ーーーそれだけは間違 いないと信じています。ぜひこの教材で、「未来への扉」を開けて下さい。私も、今後もどんどんと革新的な教材を発表し、皆さんの学習を後押ししたいと思います。それが私にとっての「未来への扉を開く」だからです。
リスニングのレッスンでは、最初に日本語での説明を聞くことで、そのシチュエーションが頭に入ります。
それから、スロースピードで文章の意味のまとまりごとに英語と日本語訳が流れるため、文頭から区切りごとに意味を理解しながら、発音も練習出来ます。 最後に通常のスピードで英語が流れますが、既に文章の区切りごとに意味が理解出来ているため、すぐに意味が頭に浮かんできます。こんな体験は今までに初めてです。
現在、私はシンガポールで子育てをしている主婦ですが、英語を習いに行きたいという願望があっても子供がいるとなかなか現実的ではありませんでした。この教材に出会ってからは、空いた時間に無理なく続けることが出来ています。実際の私生活においても、英語での会話を最後まで聞き終わってから頭で和訳するというプロセスではなく、会話をしながら区切りごとに理解するというプロセスに変わりつつあるように感じます。
日本の学校教育では学ぶことが出来なかった新しい練習法で、これから英語を学びたいという方に絶対オススメです。
(※個人の体験による感想で、すべての人に同一の体験が得られるわけではございません。)
多田優之 さん
各種公的機関認定 IT活用専門家